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こんにちは、幸東です。
2月の頭ほどにインフルエンザにやられまして
昨日まで寝込んでおりました。
タミフルにやられたのか夢でぐるぐる回り
現実でも目が回りぐるぐるしておりました。
みなさんもインフルエンザ流行っているみたいなので気を付けてください。
そしていま相撲界の八百長が問題になっていますが
玉ノ井部屋はみんなガチンコで相撲に取り組んでいます。
心技体、それぞれみんな差はあるとは思いますが
みんな自分なりに一生懸命やっています。
自分も満足ではないですが先場所やっと幕下という地位に立てました。
先場所勝ち越した富士東関も何度もチャンスを逃しやっと掴んだ十両。
そして千秋楽には念願の勝ち越し。
部屋のみんなも自分のことのように喜び合いました。
前に一度十両を経験している芳東関も迫るチャンスを繰り返し
大事な取り組みに緊張して必死に戻ってきた十両。
みんながみんな同じ境遇ではないかもしれませんが
玉ノ井部屋は1人1人みんなが切磋琢磨しています。
稽古場でも本気同士でぶつかり合うからこそ怪我もします。
いま怪我で入院して手術した者もおりますし
稽古場で靭帯と骨折した者もいます。
立ち合いの衝撃で頭や耳から血を流し
それでも何度もぶつかっていくのです。
このブログにはあまり稽古のことを書いたことはありませんが
稽古は力士である以上みんなしていることなんです。
怪我や病気でできない人はいるでしょうが当たり前だから
あえてこのブログには書いてきませんでした。
自分が書いている記事を見れば「玉ノ井部屋は遊んでばかり」
なんて思われるかもしれませんがそれは自分が
このブログ見ている方に少しでも楽しんでほしい
笑顔になってほしいからなんです。
玉ノ井部屋の力士の笑顔も激しい稽古をこなし
乗り越えてきて輝いているんだと自分は思います。
玉ノ井部屋だけじゃなくほとんどの部屋の力士も
同じ思いで相撲に向かっていると思います。
だから場所で勝負ができるんです。
見ている人はあそこをこうしてもっと簡単に勝てないの?
なんて思ったことがあると思います。
力士はみなその一瞬に向かって勝負しているんです。
相手だって同じこと。
その一瞬にかけて1日何十番も稽古しているんです。
その一瞬で勝負も決まり一瞬で天国か地獄か。
緊張したくなんくても体が勝手に緊張したり。
土俵に上がる前から自分自身と気持ちで勝負しているんです。
八百長があったのは事実なんでしょうが
一生懸命戦っている力士がたくさんいます。
若い力士からベテラン力士まで
勝負に対するその思いは変わらないと思います。
今回のこの件でまた全国の相撲ファンの方が悲しんでいるとは思いますが
自分らはこれからも変わらずひた向きに自分なりに
がんばっていきたいと思います。
相撲が愛されていた古き良き時代。
また当時のような相撲人気が戻る願いを込めて。
病み上がりでこの記事を書くのもちょっともどかしいですが
薬でまだ頭が少しボーッとするのでこのへんで。
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